土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法

土砂等を運搬する大型自動車である、残土運搬車には必ず「建」・「営」・「販」・「他」という文字がマル印の中に記載されています。街中を歩いていると、たまに目につくことがあるでしょう。これは「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」3条および4条に基づく表示なのです。

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「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」の法律は、「土砂等の運搬の用に供する大型自動車の使用について、必要な規制を行なうとともに、土砂等の運搬に関する事業の協業化等を図ること等により、土砂等の輪送に関する秩序を確立し、もつて道路交通の安全に寄与することを目的とする」とあります。文中に出てくる「土砂等」とは、土、砂利、玉石、砕石など、その他政令で定められたものを指します。

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第三条には、「土砂等の運搬の用に供するため大型自動車(事業用自動車であるものを除く。)を使用しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、次に掲げる事項を国土交通大臣に届け出るとともに、国土交通大臣に申請して、当該大型自動車について表示番号の指定を受けなければならない」とあり、届け出の具体的な内容としては、以下の内容が定められています。
氏名または名称、住所。経営する事業の種類及び規模その他の概要。
自動車の自動車登録番号、車名、初度登録年及び最大積載量。
運搬する主要貨物の種類及びその年間予定数量。
自動車の車庫又は常置場所の位置。
運転者を雇用する場合にあつては、運転者の勤務時間、乗務時間及び乗務距離。
自らその運転者である場合にあつては、その乗務時間及び乗務距離。
前各号に掲げるもののほか、国土交通省令で定めるもの。

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さらに、国土国交省令で定めるところによる、表示番号の指定を受ける必要もあります。そして、使用者が、表示番号の指定に係る、当該土砂等運搬大型自動車を土砂等の運搬の用に供しないことになった場合には、その日から30日以内に、その旨を国土交通大臣に届け出の手続きをしなければなりません。
これら以外にも、非常に詳細な使用制限および禁止事項の記載などが明文化されています。それだけ、土砂等を運搬する大型自動車による交通事故が過去に発生しており、使用者には厳重な注意を促す必要があるということです。