国土開発幹線自動車道建設法

国土開発幹線自動車道建設法という法律があります。この法は、第一条で以下のようにうたっています。「国土の普遍的開発をはかり、画期的な産業の立地振興及び国民生活領域の拡大を期するとともに、産業発展の不可欠の基盤たる全国的な高速自動車交通網を新たに形成させるため、国土を縦貫し、又は横断する高速幹線自動車道を開設し、及びこれと関連して新都市及び新農村の建設等を促進する」という目的を持っています。

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この法律による、自動車道とは、道路運送車両法に定められた、自動車、原動機付自転車及び軽車両を指します。つまり、一般交通を円滑におこなわせるための目的として設けられた道を指します。国土開発幹線自動車道の予定路線は、先に述べた目的を果たすために定められており、各市区町村の利便性を図っています。その詳細については国のホームページで確認することが出来ます。

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また、これまでの自動車道に加え、建設線の基本計画というものがあります。当然のことながら、自動車道はつくってしまって、はい終わりではありません。時代の流れとともに、人口の推移があり、新たな場所に自動車道をつくらなければならない場合もあります。そのための条文も存在し、内容を要約すると、高速自動車交通の需要の充足、国土の普遍的開発の地域的な重点指向に鑑み、国土開発幹線自動車道の効率的な建設をはからなければならないとあります。その役割は国土交通大臣に在り、必要と認められた場合には、建設線の基本計画を作成し、遅滞なく国の行政機関の長に送付する必要があるのです。

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他にもさまざまな条文が連なっていますが、ようするに国が経済成長をしていくためには、国土の理想的な開発が必要になります。その観点から見ると、自動車道の建設というのは、物の輸送という物流を始め、さまざまな産業に多大な影響を与える、大事業となるわけです。場合によっては、土地の買い上げや、立ち退きを迫らざるを得ない場合もあるでしょう。国土開発幹線自動車道建設法には、そういった損失補償と相まつ生活再建、環境整備のための措置についても定められているのです。